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バイアグラの歴史

[2020.04.23]

今となってはED治療薬の代表薬となっているバイアグラですが、元々は高血圧や狭心症の治療薬として開発されたのをご存知でしょうか?

バイアグラは1998年にアメリカで登場しましたが、それまでは勃起不全の治療薬はなく、勃起不全の話題はタブーとされていました。バイアグラの登場により非常に多くの高齢者が喜び歓喜し、高齢者だけでなく、多くのカップルの性生活が活気づいたのは当時の社会現象となりました。当時、CMには退役軍人の元大統領候補が出演したことからも大きな話題になった事が想像できます。

しかし、バイアグラの成分であるシルデナフィルは、元々高血圧、狭心症薬として開発されていたようです。

治験、臨床試験を繰り返しても、狭心症治療薬としての効果は不十分で研究開発の中止が発表されました。しかし、治験者はバイアグラを返そうとしなかったのです。バイアグラは陰茎への血流増加作用が増加し、勃起不全に対して勃起改善効果があったからです。この副作用をきっかけに、狭心症治療薬でなく、勃起不全治療薬として研究開発か再度行われ、現在のバイアグラが登場したのです。

バイアグラは副作用から開発された薬なのです。

 

大阪梅田ライオンズEDクリニック 院長

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