AGAの分類パターン
AGAの進行状態にはパターンとレベルがあります。頭頂部のつむじ周辺から薄毛が進行していくタイプ、前頭部の額の生え際から薄毛が進行するタイプや、前頭部と頭頂部の薄毛が同時に進行するタイプなど様々なパターンがあります。
これらのパターンとAGAの進行レベルで分類された「ハミルトン・ノーウッド分類」と称される世界的基準が用いられています。1942年アメリカの皮膚科医師ハミルトンが作った薄毛のパターン分類を、後に1975年ノーウッド医師が改定を行なった分類法です。標準値は全部で12パターンあります。
日本でもこの標準値が用いられていますが、日本人では頭頂部の薄毛のみが進行するパターンが存在します。そのため日本では、ハミルトン・ノーウッド分類に1つ段階(Ⅱvertex)を加えた分類が広く利用されています。