先日、シアリス(タダラフィル)をご購入頂いた患者様より、副作用に関しての御相談のお電話を頂きました。
相談内容は、
『タダラフィル20mgを服用後より腰痛が出現し、その後数日経過しているが症状が完全には消失しておらず、
これはタダラフィルの副作用なのでしょうか?』
というモノでした。
ED治療薬の副作用といえば、薬剤の血管拡張作用に伴う症状である、火照り・鼻詰まり・頭痛などが一般的に多い症状であり、患者様の中にもこのような副作用を自覚する方は一定数おられるかと思われます。
当院と致しましては、腰痛での御相談は初めてではあったのですが、実は腰痛・背部痛・四肢痛などはシアリス(タダラフィル)特有の副作用として報告例が稀にあるものなのです。
また症状の消失までに2〜3日を要することが多いとされています。
原因に関しましては、シアリス(タダラフィル)はED治療薬の中で PDE11阻害作用が最も強く、それが筋肉組織に影響を与えているという説や、骨格や筋肉組織への血流増加の影響などが言われておりますが、現時点では明らかな要因は不明となっております。
またシアリス(タダラフィル) 20mgの使用者での出現頻度が高いとの報告もあります。よって対処法の1つとしては用量を減量することが挙げられます。しかし症状が軽微になるだけの可能性も十分にあると思われますので、可能であればバイアグラ(シルデナフィル)あるいはレビトラ(バルデナフィル)に薬剤変更して頂くのが確実な対処法であると考えます。
もしシアリス(タダラフィル) 使用後の腰痛や筋肉痛にお悩みの患者様が他にもおられましたら、一度ご相談頂けますと幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
大阪梅田ライオンズEDクリニック 院長
当院のED治療薬の処方は国内製造の正規医薬品のみ取り扱っております。
オンラインでの処方は全国対応しております。
かかる費用はお薬代と送料のみ(診察料は無料)ですのでお気軽にご相談下さい。
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