EDの受診率 20代、30代が約5割で原因は中折れ、心因性EDが多い
年代別統計
20代で受診された方に「僕ぐらいの年齢でも来る人いますか?」とよく聞かれます。
印象としてはお若い患者さんは多いと思います。
当院を受診された方の年代について調査してみました。
2021年4月末までに初診で来られた患者さんの年代別割合を出してみました。(再診の方は除外)
年齢 |
割合(%) |
20代 |
23.2% |
30代 |
23.8% |
40代 |
24.2% |
50代 |
18.0% |
60代 |
8.1% |
70代、不明~ |
2.7% |
最も多い年代は40代という結果でした。また20代、30代の方が約5割弱を占めるという結果でした。当院が駅ビルにあり、会社員の方が多いという事と比較的若年層の方が集まりやすい地域であるということも関係してると思いますが若年層が多いという結果でした。
また当院は北新地駅前にあり、このコロナ禍で年配の方々が北新地に足を運びにくくなったことも年配の方の受診が少なかった要因ではないかと思われます。
心因性EDについて
上記の結果で比較的若年の方の受診が多く、特に20代、30代の多くの方がおそらく心因性と思われる症状で受診されてます。性の悩みをインタネットで検索されている方々多く、診察される際に「心因性だと思うのですが、、」と心配そうに相談される方もいらっしゃいます。
他には、「そろそろ子供を作りたいと思うのですが、うまく行かなくて、プレッシャーも感じます」など妊活でのお悩みも多いです。
そもそも心因性EDとはどんなものでしょうか?
心因性EDには大きく分けて2つあります。現実心因と深層心因です。
【現実心因】
これはいつ、誰でも起こりうる心因性EDです。日常の些細なストレスからEDを引き起こすという事です。性行為が失敗した時に、パートナーに「役立たず」などの暴言を吐かれたり、上記のように結婚生活でうまく行かなかったり、性行為での失敗が続く、仕事のストレスなどなど様々です。ポイントは自分自身で心因性EDの検討がつくという事です。
当院を受診される方はほとんどがこの現実心因に当てはまることが多いです。こういった時はED治療薬の内服、カウンセリングで簡単に改善する事もあります。
【深層心因】
これは日常生活では特に上記のような心理的ストレスはないものの、性的トラウマや幼少期の体験など過去の深層にある出来事が原因でEDを引き起こす場合です。このケースは大半は無意識であるため本人には見当がつかず、原因がわかりづらいことが多く、治療が難渋することも多いです。
心因性EDといっても症状、原因は様々です。あまり人に相談することもできず一人で悩み続けている方も多いです。ED治療薬を内服することで劇的に症状が改善した方もいらっしゃいます。お悩みの際は一度専門クリニックへご相談することをおすすめ致します。
大阪梅田ライオンズEDクリニック 院長
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